介護ケアに関する私たちの取組み
高齢者が、住み慣れた町で支援を受け、可能な限りイキイキと自立して生活できるような「地域包括ケア」が求められる今、 高齢化が進む加古川地区の皆様の多種多様なご要望にお応えし、求められているものを実現するためにどうしたらよいかを常に考え、実現していくことが、私たちの役割だと考えています。
リハビリ設備の充実化とセラピストによるリハビリ
みどり園のリハビリは、マシーンを使った筋力トレーニングや歩行訓練といったリハビリはもちろん、買い物や洗濯物を干したり、取り込んだりといった日常生活での動作を生活リハビリとして取り入れ、ご利用者様の毎日の生活動作が少しでも楽になり、日常での行動範囲が今より広がればと言う思いで行っています。
ご利用者様に、生活動作に自信を持っていただき、自立した日常生活を送れるようになることで、ご家族様の介護にかかる時間が少しでも短くなればと思い、リハビリに取り組んでいます。
ご利用者様がご自宅にいるように快適な生活をして頂くための環境づくり
みどり園の環境作りは、ご利用者様に安心してくつろげる空間作りをもとに、季節の移り変わりや空間毎での変化を、皆様に喜んでいただけるよう考えるのはもちろん、職員も楽しく働ける環境作りを目指しています。
介護力向上および職能別研修(実地訓練)
みどり園の人材育成は、介護に関する知識や経験がない人でも安心して働けるよう、看護師やセラピストなど、多種多様な職種が協力して研修に取り組んでいます。また、部署や職種の隔たりを無くし、固執した考えではなく職員一体となって、色々な視点や考え方で物事に取り組んで協力しあえる職場を目指しています。
高齢者福祉の拠点として地域交流イベントを開催
高齢者福祉の拠点となるよう地域交流スペースを地域の方々に一般開放し、地域の皆様を対象としたふれあい祭りや認知症サポーター養成講座、ご自宅で介護されている方のための介護者教室、機能訓練指導員によるリハビリ勉強会などを開催し積極的に地域との交流を行っています。また、ご協力いただいているボランティアの方による催しにて、園を楽しく盛り上げるイベントも開催しています。
今後みどり園の取組みとしては、地域の方に介護の情報を発信できる教室や勉強会を定期的に開催したり、色々な方と交流できるスペースの提供を考えています。
みどり園 委員会の紹介
みどり園では、各種委員会活動等を通して職員全体をレベルアップし施設全体の質の向上、及びご利用者様に安全、安心な施設サービスをお届けするための取組みを行っております。
事故対策委員会
- 目 的
- ご利用者様の生命と安全・安楽な生活を守る為に、事故の未然対策の検討と再発防止に努める。
- 活動内容
- ヒヤリ・ハッとの集計・分析、事故の分析・対策の検討、職員教育、研修会等の実施。
身体拘束・虐待防止委員会
- 目 的
- 無用な身体拘束や虐待、不適切な対応の防止に努め、ご利用者様の人権擁護と安全確保を図る。
- 活動内容
- マニュアルや防止策の検討・見直し、研修会等の実施、職員教育、問題意識の共有。
感染症対策委員会
- 目 的
- 施設内での感染症予防に努め、ご利用者様・職員の健康と安全を守る。
- 活動内容
- 予防に向けての具体的な対策の検討、研修会等の実施、職員教育、マニュアルや対応策の検討・見直し。
防災委員会
- 目 的
- 災害に備え、職員の防災意識を高め、ご利用者様の安全を確保できる体制を整える。
- 活動内容
- 訓練の実施、研修会等の実施、職員教育、マニュアルや対応策の検討・見直し。
広報委員会
- 目 的
- みどり園だよりの発行やホームページ、SNSを利用し広く情報を発信する。
- 活動内容
- みどり園だよりの発行(1・5・9月)、ホームページの更新、SNSの更新。
環境委員会
- 目 的
- ご利用者様、職員が快適に過せるように環境を整備する。また、職員の接遇向上を図る。
- 活動内容
- 生活空間・職場環境の整備を検討・見直し、職員教育、研修会等の実施、ケアと生活の質の向上を図る。
食事サービス委員会
- 目 的
- 食事の内容や栄養価について検討し、食の安全とご利用者様の満足度を高める。
- 活動内容
- 栄養基準の見直し、研修会等の実施、嗜好調査、嚥下機能・身体機能に合わせた食事の検討。
ノーリフティング委員会
- 目 的
- ご利用者様の安全と安心な介護提供と職員の腰痛予防対策
- 活動内容
- 福祉機器を使用し持ち上げない・引きずらないをスローガンに委員会(月1回)を開催しアセスメントの見直しや職員の介護技術の底上げや新職員の教育。腰痛を起こさないための環境整備の検討・見直し。